ECAL
州立の公的機関であるECAL、Ecole cantonale d’art de Lausanne(ローザンヌ州立美術学校)は、アートとデザイン分野における世界屈指の大学です。
18,000平方メートルの敷地には最先端のテクノロジー(2016年開設の新しい印刷センターなど)が装備され、6つの学士プログラム、5つの修士プログラム、2つの高度研究(MAS)プログラムが実施されています。また、EPFLとのジョイントラボ、500平方メートルの広さのギャラリーがあり、ECALは40か国から集まった600名の学生が自らの能力をフルに目覚めさせ、創造性を表現するための完璧な環境が整っています。
2021年、スイスのラグジュリーブランドであるラ・プレリーはECAL(ローザンヌ州立美術大学)と提携し、デザイン・フォー・ラグジュアリー&クラフツマンシップ科の高度研究(MAS)プログラム修士課程の学生と産学協働プロジェクトを実施。彫刻、動力学、インタラクティブ、そして時間が注ぎ込まれた彼らの作品は、紛れもないスイスの美しさを具体化するとともに、スイスらしさという概念に対する独特な見方も提示しています。
イスラエルのGal Bulka、スペインのPaula Chacartegui、台湾のChia-Ling Chang、フランスのApolline Morel-Lab、メキシコのFernando Rivero、そしてスイスのCharlotte Therreも、こうしたラ・プレリーとのコラボレーションによって有名になりました。
コラボレーション
インサイト
ECALプログラム代表のNicolas Le Moigneはこの提携について、「今回のECALとラ・プレリーのコラボレーションは、象徴的なブランドの美意識と、世界に名を馳せる教育機関の創造性と構想を結び付けるユニークな機会です」と述べています。
そして「学生たちは、スイスのブランドとしての経験と見識、伝統的なノウハウを持つ職人との出会いを通して得難い体験をしたのです」と付け加えました。