スイスの高級スキンケアブランドであるラ・プレリーは、著名なスイス建築家であるMario Bottaを任命し、生命の起源にインスパイアを受けたユニークな作品Archisculptureを生み出しました。Art Basel Miami Beach in 2018にてラ・プレリーとの初のコラボレーションを経た後、Bottaは新たな野心的なインスタレーションを通して、生命の起源を改めて称えています。このArchisculptureは、Bottaが手掛けた当初の作品に対して新たな形で同調しています。West Bund Art & Design in Shanghai 2019のために特別に建設された円形のドーム状のパビリオンは、参加者を瞑想的で没入的な体験へといざなうために、作品が人々を完全に包み込むことができるように設計されています。
フルスケールでデザインされた円形の構造は、外側から鑑賞、評価されることだけを目的としたものではなく、実際に構造内に入り、中心からデザインを体験することを目的としてデザインされています。Bottaは非常に純粋で完全な形状であるこの曲線的構造内で、生命が生まれる場所のエッセンスを捉えることに成功しました。有機的かつ女性的なカーブを描くようにして並べられたなめらかな木製の細長い板は、その内に秘められたものを探求する旅へと人々をいざないます。一度中に足を踏み入れると、人々は外の世界から切り離されたかのような、休息をもたらすドーム状の空間 - 時が止まったかのように感じられる場所を体感するのです。