Eternal Circle - 中西氏によって生み出された新しい作品は、彼の芸術的な旅路の延長であり、第一章のためにスイスに連なる山々で体感したアーティスト体験にインスパイアされたものです。
中西氏はこの新しいアートピースに自身のStripe Drawingテクニックを用いています。このテクニックは数世紀にもわたる歴史を持つ東洋の手描き画法で、フリーハンドで描かれた無数の縦線からなるものです。Eternal Circleはそれぞれ個性を持つ60本の平行に描かれたラインと空白によって構成されています。すべてが美しく並んだ時、個々のピースが思わず息をのむほど素晴らしい24メートルに及ぶ作品を形成し、1メートルごとに1日の1時間を描き出しています。無限のループへと誘うこの作品は、永遠に続くイメージを端から端まで作り出しています。過去、現在、未来を流れるように描く表現 - 連続で描かれる線の最後のラインが最初のラインと交わることで、始まりと終わりが溶け合い、永遠というひとつの存在として誕生しています。